フリーエンジニアは、請け負う案件の種類や同時に抱える案件数、作業時間、作業場所などを自由に選択できる魅力がある。
自宅で複数の案件をこなすこともできれば、客先に常駐し正社員と一緒に働く選択肢もあり、実に自由度の高い働き方叶うワークスタイルだと言えるだろう。

中には、専門学校での講師の道を選択する人もおり、それを副業として収入を得る人もいる。その場合、自分自身のスキルを高める努力を怠ってはならない。というのも、教える立場にある以上、変化の激しいIT業界について最新情報や知識をアップデートしておく必要があり、技術的なものは先立って自分が身につけておいたほうがいいからだ。そうでなくとも、ライバルが多いIT業界で生き残るには、同業者と少しでも差別化を図るためのスキルアップは欠かせない。

そこで実践したいのが、休日を利用したスキルアップだ。フリーエンジニアの働き方によっては、自分の裁量で休日を設定できるため、休日という概念がない人もいるかもしれない。その場合は、仕事の合間やある一定の時間を確保して、スキルを高める努力をするといいだろう。プラスアルファのスキルとして新たにプログラミング言語を習得するのもよし、専門書籍を読むのもよし、セミナーや勉強会へ参加して同士と意見交換するのもよし、とにかく思いついたことを行動に移すことが大事だ。フリーエンジニアだからこそ、より自分を高めるためのスキルアップは欠かせず、それが市場価値を上げることにも繋がる。